寒さが増すと、温かくて栄養がしっかり摂れる食事を求めがち。近年は、健康志向の高まりもあってか、身体によい菌類が豊富な食材や、野菜をたくさん食べられる料理を、自宅で食べたいと思っている人が増えているらしい。 エバラ食品が、9月30日~10月6日の間、ネットエイジアの調査協力のもと、20歳~59歳の男女を対象に「イマドキのライフスタイルと鍋トレンド実態調査」を行ったところ、「菌活(きのこやヨーグルトなどの、体にいい菌類を意識的に摂る)」を行なっている人の割合は40.5%で、「野菜生活(充分な量の野菜の摂取)」を行なっている人の割合は40.1%だったという。 また、これからの1年間で家食を「増やしたい」と回答した人たちに、その理由を聞くと「節約をしたい(食費を抑えたい)から」がトップに。それ以降としては、「野菜をたくさん食べたいから」「塩分や脂を抑えたいから」などの理由も多かった。 そこで、家庭で手軽に調理でき、野菜やきのこなどをたっぷり食べられる「鍋料理」に関する調査で、『好きな味(スープ・タレのメインの風味)』を尋ねたら、以下のような結果になった。 ■鍋料理で好きな味 1位:醤油ベースの鍋(寄せ鍋など) 2位:水炊き鍋 3位:キムチ鍋 4位:味噌ベースの鍋(石狩鍋など) 5位:鶏がらベースの鍋(鶏白湯鍋など) 6位:塩ベースの鍋(塩ちゃんこなど) 7位:割下ベースの鍋(すき焼きなど) 8位:とんこつベースの鍋 9位:豆乳鍋 10位:カレー鍋 このほか、『家で作る(または、作ってもらう)鍋料理に“欠かせない具材”』を複数回答で聞いたところ、野菜部門の1位は「白菜」、肉部門の1位は「豚肉」、魚介部門の1位は「タラ(切り身)」、そのほかの具材部門の1位は「豆腐」だった。