名古屋国際中高、世界中の大学入学資格を得る国際バカロレア校に認定

 名古屋国際中学校・高等学校は、2014年12月8日付で国際バカロレア(IB)の認定を受け、国際バカロレア・ディプロマプログラム(IBDP)を2015年度から開始すると発表した。

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 名古屋国際中学校・高等学校は、2014年12月8日付で国際バカロレア(IB)の認定を受け、国際バカロレア・ディプロマプログラム(IBDP)を2015年度から開始すると発表した。

 名古屋国際中学校・高等学校は、男女共学の私立中高一貫校として2003年に創立。世界の人々と積極的にコミュニケーションできる力を身につけることを目的に、独自の国際教育プログラムを展開している。英語教育ではネイティブの先生が「聞く」「話す」という音声言語に特化した教育を行い、到達度も年3回行われるマンツーマンのオーラルテストで評価するよう徹底されている。そのほか、海外留学、留学生の受け入れ、海外語学研修など、先進的な国際教育を実践しているという。

 IBには、PYP・MYP・DPの3つのプログラムがあるが、同校では高校2年生・3年生でDP(ディプロマ・プログラム)に取り組む。DP は、16歳から19歳までを対象としており、合格すると世界各国で認められている大学入学資格を得ることができるカリキュラム。総合的でバランスのとれたカリキュラムを提供し、高度な試験と評価を実施することで、優れた表現力や思考力、コミュニケーション能力をはぐくんでいくという。

 なお、現在IBに認定されている学校数は世界141か国で約3,500校。日本での認定校数は16校、うち専門学校などを除く一条校(学校教育法第1条に規定されている学校)は5校のみ。名古屋国際中学校・高等学校は、東海3県の一条校では初のIB認定校となる。
《水野こずえ》

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