早稲田大学グループ会社の早稲田大学アカデミックソリューションが運営する、幼児・小学生対象の野外型理科教室「早稲田こどもフィールドサイエンス教室」は、4月より新カリキュラムにて7年目の活動をスタートさせる。 従来は全学年合同で活動を行っていたが、2015年度より、新たに学年別クラスを設定するカリキュラムへと変更。成長段階に応じたよりきめ細かい指導を実現することが狙いだという。 クラスは、プレップクラス(年長児)、プライマリークラス(小1年生)、ミドルクラス(小2・3年生)、アドバンスクラス(小4・5年生)の4クラスを設定。プレップクラスでは、自然に触れ、楽しむことを主な目的とし、アドバンスクラスでは、自分で計画を立て観察・調査し、レポートにまとめていくことを目的としているという。子どもたちの成長にあわせてステップアップできるカリキュラムになっている。 教室内での実験を主とする理科教室とは異なり、同教室では、年間を通して屋外でのフィールドワークに出ることを重視。「自然を受け止める感性」を大切にしながら、自然の中で得られる発見や気づきを科学的に探求する、さまざまな活動プログラムを用意しているという。 同教室では3月まで、無料体験教室・説明会を実施している。開催日および申込みは同教室ホームページを確認。◆各クラスの活動プログラム一例プレップクラス(年長児)・サカナを網でとる(埼玉県/山ノ神沼)・くっつくタネさがし(神奈川県/丸太の森)プライマリークラス(小1年生)・サンショウウオとカエルのたまご(東京都/横沢入)・干潟を歩く(神奈川県/江奈干潟)ミドルクラス(小2・3年生)・海のプランクトン(神奈川県/荒崎海岸)・食虫植物を観察する(千葉県/成東・東金食虫植物群落)アドバンスクラス(小4・5年生)・洞窟で生き物をさがす(静岡県/裾野市)・ウニの発生実験(神奈川県/和田長浜海岸)