慶應義塾女子高校は2月19日、2015年度一般・帰国生入試において、一部不備があったと発表した。不備が判明した設問を全員正解とし、再度合否判定した結果、補欠者40人のうち34人を新たに合格とした。 同校によると、入試は2月10日に実施され、一般入試は429人、帰国生入試は55人が受験。2月12日には、合格者が発表されている。 不備が判明したのは、「数学」の問題。「AB:AP=3:5、△ABPの周の長さが6√2のとき」という記述について、これを満たす△ABPは存在しないことが判明したという。 不備があった問題については、全員を正解として対応。再度合否判定を行った結果、補欠者40人のうち、34人を新たに合格とした。補欠者以外に追加合格者はいなかった。なお、追加合格者に対しては、個別に電話で連絡するとしている。 同校では、「今後、このようなことを起こさぬよう、管理体制の強化に取り組んでまいります」とコメントしている。
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