【高校受験2015】千葉県公立入試後期<理科>講評…前期より易化

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千葉県公立高校後期、講評(理科)
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 平成27(2015)年度千葉県公立高等学校の「後期選抜」学力検査が3月2日に実施された。リセマムでは、難関高校受験指導で定評のあるSAPIX(サピックス)中学部の協力を得て、学力検査の「理科」を講評する。この他の教科(全5教科)についても同様に掲載する。

◆<理科>講評(SAPIX中学部)

 例年通り大問8題で構成され、出題分野も例年と変わらず、物理、化学、生物、地学から各2題でした。後期選抜は、前期選抜より試験時間が10分短いため、前期選抜と比べて例年易しくなる傾向があります。2015年もこの傾向は変わらず、記述問題が少なく、高度な思考力を必要とする問題もみられませんでした。難関校では、高得点勝負となったと考えられますが、しっかり得点を取るためには、教科書を細部まで把握し、同じような問題を通して、得点力を高めておく必要がありました。

[1]電気(物理)
 電子線(陰極線)についての出題でした。内容は平易でしたが、「正しいものをすべて選ぶ」形式の選択問題があり、正確な知識が必要でした。

[2]植物(生物)
 単子葉類に関して、つくり、はたらき、分類などが幅広く問われました。いずれも基本事項であり、全問正解が望まれます。

[3]イオン(化学)
 中和反応の問題でした。表の分析にやや注意を払う必要のある問題がありましたが、こちらも[2]と同様に、全問正解が望まれる問題です。

[4]岩石(地学)
 岩石のつくりの基礎的な知識が問われていました。石基のでき方は、教科書に出ているものの、太字ではなく、正確におさえている受験生は少なかったと思われ、ここで差がついたと思われます。

[5]遺伝・生殖(生物)
 遺伝と生殖に関する典型問題でした。しかし、精細胞の遺伝子については、曖昧な理解に留まっている受験生も多くいます。同じような問題を通して、しっかり理解していた受験生であれば、得点源にできたと考えられます。

[6]天気(地学)
 天気の様子のコメントを読み解く力と天気図を分析する力の双方が問われました。悩まされた受験生が多かったのではないでしょうか。

[7]力(物理)
 力に関する基本問題でした。三つのばねのつりあいを正しく理解し、それぞれの力の大きさを把握する問題がありました。やや高度な問題でした。

[8]化学変化(化学)
 化学変化の典型問題でした。気を抜かず、正確に計算をして、全問正解したい問題です。

理科:問題 正答(提供:千葉県教育委員会)

 このレポートは2015年3月3日(入試翌日)に速報としてSAPIX中学部により作成されたもの。なお、SAPIX中学部は、下記の日程で2015 高校入試分析会を開催する予定だ。

・2015 高校入試分析会 千葉県(国私立難関高・千葉県立トップ高)
 3月22日(日)SAPIX中学部 新浦安校

・入試問題分析会(開成・筑駒高/慶應女子高/学芸大附高)
 4月12日(日)代ゼミタワー
《編集部》

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