大卒就職内定率86.7%、7年ぶりの水準へ…厚労省・文科省調査

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 厚生労働省と文部科学省は共同で、平成27年3月に大学を卒業する「大学生等の就職内定状況」を調査し取りまとめた。大学卒業予定者の就職内定率は2月1日現在で86.7%、前年同期と比較して3.8ポイント増えて7年ぶりの水準となった。

 平成27年度3月の卒業予定者数は大学で56万人、短期大学で5万9,000人、高等専門学校で9,600人、専修学校で23万3,000人。調査は、国公立、私立大学、短期大学、高等専門学校、専修学校の計112校の6,250人を対象に実施。それぞれの大学や学校などで所定の調査対象学生を抽出し、電話や面接などの方法で調査した。内定率は、就職希望者に占める内定取得者の割合のこと。

 大学の就職内定率は86.7%で前年同期と比較して3.8ポイント増え、平成20年3月の卒業者以来7年ぶりの水準となった。内訳として、国公立大学は89.3%で前年同期と比較して4.4ポイント増。私立大学は85.8%で、3.5ポイント増えた。

 そのうち男子大学生の就職内定率は85.3%で、前年同期比3.1ポイント増。内訳として国公立大は86.8%で4.0ポイント増、私立大は84.9%で2.8ポイント増だった。女子大学生の内定率は、男子大学生より3ポイント高い88.3%で前年同期比4.6ポイントと大きく伸びた。内訳として国公立大の内定率は92.1%で前年同期比4.9ポイント増、私立大87.0%で4.5ポイント増えている。

 大学の文理別でみると、文系の就職内定率は86.2%で前年同期と比較して5.0ポイント増え、理系は88.7%で2.0ポイント減った。地域別でみると、もっとも内定率が高いのは関東地区で91.5%、前年同期から3.2ポイント増加。もっとも低かったのは中国・四国地区で77.4%、前年同期から4.2ポイント増えた。

 短期大学の就職内定率は78.1%と前年同期から微増。高等専門学校は98.7%で1.3ポイント減ったが、平成26年4月1日現在の調査では100%となっている。専修学校は77.1%で前年同期から1.3ポイント減っており、とくに女子が77.5%と前年同期から4.1ポイント減っている。

 両省と経済産業省は連携し、未内定就活生へ集中支援策を実施。1月から2月末までに約2万人が内定を獲得した。引き続き、1日でも早く内定が得られるよう継続的な支援を行っていく。
《田中志実》

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