厚生労働省は4月27日、中央合同庁舎正面玄関前にて、こいのぼりの掲揚式を行う。保育園児と横綱白鵬を招き、子どもの健やかな成長を願う。7月から「児童相談所全国共通ダイヤル」が「189」の3ケタになることから、周知のための吹流しも一緒に掲揚される。 同省では、こどもの日から1週間の「児童福祉週間」を前に、昭和33年から毎年こいのぼりを掲揚している。力士に抱かれた赤ちゃんは元気に育つという言い伝えから、式典には例年大相撲力士が招かれる。今年は大相撲三月場所優勝力士である白鵬が、招待された保育園児56名と一緒に子どもの健やかな健康を願う。 平成27年度は7月から、育児・子育ての相談や虐待の通報などをすることができる「児童相談所全国共通ダイヤル」が、「1・8・9(いちはやく)」と短く覚えやすい3ケタの電話番号に改正される。ダイヤルを普及するための吹流しも、こいのぼりと一緒に掲揚される予定だ。 当日は、平成27年度児童福祉週間標語募集での最優秀作品受賞者に、厚生労働大臣から表彰も行われる。◆厚生労働省 平成27年度「こいのぼり掲揚式」日時:平成27年4月27日(月)11:00~11:30場所:中央合同庁舎第5号館正面玄関広場(雨天時、低層棟2階講堂)平成27年度児童福祉週間標語 最優秀作品「世界には 君の輝く 場所がある」(古仲彩人さん 10歳)