埼玉県、協調学習による授業改革プロジェクト開始

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平成22年度から東京大学の大学発教育支援コンソーシアム推進機構(CoREF)と連携
  • 平成22年度から東京大学の大学発教育支援コンソーシアム推進機構(CoREF)と連携
  • 主な取組み
  • 未来を拓く「学び」プロジェクト
  • 大学発教育支援コンソーシアム推進機構(CoREF)ホームページ
 埼玉県は、6月6日に東大で開催されるカンファレンスを皮切りに「未来を拓く『学び』プロジェクト」を開始する。平成27年度から31年度までの5年間の予定で、協調学習による授業改善をさらに発展させ、アクティブラーニングを推進する。

 埼玉県教育委員会は、平成22年度から東京大学の大学発教育支援コンソーシアム推進機構(CoREF)と連携し、協調学習の授業づくりと実践を行ってきた。今回、協調学習による授業改善をさらに発展させるため、平成27年度から5年間の予定で「未来を拓く『学び』プロジェクト」事業を開始する。

 同プロジェクトでは、「協調学習」による授業改善をさらに発展させ、アクティブラーニングを推進する。そして、従来の一斉学習などと連動し、バランスよく展開し、時代に応え未来を拓く人材を育成することを目的としている。

 これまでの事業と違い、「協調学習」に加え、「協調学習」以外も研究対象となるほか、アクティブラーニングの年間指導計画への位置づけに関する研究や、既存の開発教材のアレンジに関する研究を実施。教科、学校、県の枠を越えた教員ネットワークの構築や、開発教材のデータベース化を推進するという。

 それにより、「協調学習」と「反転学習」の融合や「協調学習」における「ICT活用」など、新たな有効性や可能性が生じることや、手軽にアクティブラーニングを実践できる環境が整備されるなどの成果が期待される。

 平成31年度の事業終了時には、アクティブラーニングは当たり前のものとなり、教員ネットワークの構築がされていることがゴールイメージだという。

 事業初年度となる平成27年度は、県立中学・高校の研究指定校(研究開発校)92校378名の教員と、さいたま市立高校1校から3名、川口市立高校2校から12名の教員が参加し、総勢95校393名の教員が研究開発員として事業に取り組む。

 6月6日に東京大学で開かれる「第1回カンファレンス」を皮切りに、今年度の事業開始となる。カンファレンスでは、教育委員会とCoREFによるプロジェクトや研究推進についての説明、教科ごとの研究協議、情報交換などが行われる。

 6月10日に県立川越初雁高校、6月23日に県立北本高校での公開研究授業が行われるほか、9月~11月にも32校での公開研究授業を予定している。
《外岡紘代》

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