就職活動シーズンとなり、街には就職活動中の学生たちが目立つ。リーマン・ショック前の水準まで回復した“売り手市場”とはいえ、「何を基準に企業を選ぶか」、「能力・スキルを活かせるか」などの不安を抱える学生も多いだろう。 このたび、専門学生を対象とした企業オファー型就職サービス「WorKuru(ワークル)」を運営するライフマップが、専門学生320人に対し、「就職意識に関する調査」を実施。調査の結果、現在、就職活動に不安を抱いている学生は、78.4%にのぼる事が明らかになった。 その不安要素として挙げられた中で、最も多かったのは、「自分に合う企業がどこか分からない」(90.8%)という学生の情報不足によるもの。次いで、「面接が上手くいくか不安」(68.5%)、「就職先で上手く仕事ができるか不安」(52.2%)の回答が上位となっている。 “自分に合う企業”を求める学生が多いことが分かったが、企業を選ぶポイントとして、仕事内容を重要視する「自分がやりたい仕事ができる」(22.8%)がトップに。逆に、行きたくない会社の第1位は、「休日・休暇がとれない(少ない)」(20.9%)となり、学生にとってプライベートの時間は大切なようだ。