日本数学検定協会は、仕事のなかで使われている数学を紹介した書籍「はたらく数学 25の『仕事』でわかる、数学の本当の使われ方」を刊行した。 社会に出ると使うことがないと思われがちな数学が、実は私たちのそばで常に働いているということを、25の仕事を例にとってわかりやすく紹介したもの。数学と社会をつなげ、「なぜ数学を学習するのか」という誰もが持つ疑問を解消することを目的としている。 同書で扱う仕事は、薬剤師や天文学者、マーケティングリサーチャーなどのほかに、美容師やパティシエ、歯科医師、アパレル販売員など。一見すると数学とは何の関係もないように見える仕事のなかにある「円周率」「数列」「微分」「行列」などの数学をわかりやすく紹介する。 読者対象は、数学を学んでいる中学・高校生や、一般社会人など。著者の篠崎菜穂子氏は、「世のなかで数学が役に立っているということを、身近な仕事にフォーカスすることで具体的に感じてもらいたい。数学を学習する理由を具体的に知ることで、自発的に数学を学びたいという意欲の助けになればと思う」と話している。◆はたらく数学 25の「仕事」でわかる、数学の本当の使われ方著者:篠崎菜穂子版型:A5判ページ数:224ページ定価:1,400円(税抜)