全校一斉の読書活動、公立小学校の96.7%が実施…文科省調査

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  • 司書教諭の発令状況
  • 学校司書の配置状況
  • 図書の整備状況
  • 読書活動の状況
  • 公共図書館との連携状況
 公立小学校の96.7%、中学校の88.3%が、全校一斉の読書活動を実施していることが、文部科学省が行った「学校図書館の現状に関する調査」からわかった。小学校の蔵書冊数は1億7,402万冊にのぼり、6割の小学校が図書標準にもとづく蔵書冊数を達成していた。

 同省では、小学校、中学校、高等学校、特別支援学校および中等教育学校に対して、学校図書館の現状に関して、隔年で調査を行っている。

 学校図書館を活用した取組みの中心的な存在となる司書教諭の発令状況をみると、小学校の66.2%、中学校の62.3%、高等学校の81.5%。12学級以上の学校に限ると、どの校種も9割以上となっており、小学校では98.8%にのぼる。学校司書については、小学校で54.3%、中学校で53.0%、高等学校で64.5%の学校に配置されている。

 平成25年度末における公立学校の蔵書冊数は、小学校で1億7,402万冊、中学校で9,985万冊、高等学校で8,476万冊。学校図書館図書標準にもとづく蔵書冊数の達成割合をみると、小学校は60.2%(前回調査比3.4ポイント増)、中学校は52.3%(同4.8ポイント増)が達成している。百科事典や図鑑などの共通教材に関しては、9割以上の小中高校でセット配備。刊行されてから10年以上ものが、小学校で56.3%、中学校で64.3%、高等学校で84.5%を占めている。

 蔵書のデータベース化は、高等学校の90.1%がもっとも進んでおり、小中学校は7割前後となっている。また、高等学校の66.7%が、図書館に生徒が使用可能なコンピューターを整備。小学校の39.6%、中学校の37.8%と比べ、高い割合となっている。

 公立学校で全校一斉の読書活動を実施している割合は、小学校96.7%、中学校88.3%、高等学校42.9%。ほとんどの学校は朝の始業前に実施している。全校一斉読書以外の読書活動をみると、小学校の97.4%が「図書の読み聞かせ」、76.3%が「必読書・推薦図書コーナーの設置」を行っていた。中学校、高等学校も「必読書・推薦図書コーナーの設置」の割合は高く、高等学校では9割以上が行っている。

 公共図書館との連携は、小学校の79.9%、中学校の52.4%、高等学校の47.7%が実施。公共図書館資料の学校への貸出しが、多くの学校で行われていた。
《黄金崎綾乃》

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