富裕層女性の7割が「子供の教育にはお金を惜しまない」

 富裕層女性の27.5%が「1か月間に20万円以上を自由に支出」しており、彼女たちの74.8%が「子供の教育にはお金を惜しまない」と考えていると、24日に発表された国内富裕層女性の消費行動に関する調査結果からわかった。

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1カ月あたりの自由に使えるお金
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  • 資産運用に関する関心・態度
 富裕層女性の27.5%が「1か月間に20万円以上を自由に支出」しており、彼女たちの74.8%が「子供の教育にはお金を惜しまない」と考えている――国内富裕層女性の消費行動に関する調査結果が、24日に発表された。

 今回、この「日本の富裕層世帯を対象にした女性の意識・消費行動調査」を行ったのは、株式会社電通(東京都港区)と株式会社ハースト婦人画報社(東京都港区)。世帯純資産が1億円以上の世帯、もしくは世帯年収が2000万円以上の世帯を「富裕層世帯」と定義。そのうち20代~60代の女性309人を対象として、今年2月にインターネットで調査が行われた。

 「1か月あたりの自由に使えるお金」という質問では、上限なしと回答した16.8%を含め、富裕層女性の27.5%が20万円以上を自由に使えると回答。一方、富裕層ではない一般女性を対象とした調査では、同じ質問に「20万円以上」と回答した人は、全体のわずか0.3%だった。

 また、資産運用について「関心がある」と回答した富裕層女性は61.5%(一般女性が25.5%)。実際に資産運用を積極的に行っている富裕層女性は35.0%(一般女性が7.2%ぎぐz)に及んでいる。このうち、具体的な資産運用の内容については、富裕層女性の65.4%(一般女性が6.3%)が「国内株式投資」と回答した。

 なお、今回の調査では、富裕層女性の74.8%が「子供の教育にはお金を惜しまない」と考えている事が判明している。さらに、59.2%が自身の子供に「外国留学をさせたい」と回答した。

 その他の回答を見てみると、富裕層女性は「海外文化より日本文化が好き」、「草食系男子より肉食系男子が好き」といった傾向があることも明らかになっている。近年、富裕層をターゲットにしたビジネスへの注目が高まる中で、彼女たちの積極的な消費志向が証明された結果といえるだろう。

富裕層女性の27.5%が「1カ月間に20万円以上」を自由に使っている

《オフィス本折/H14》

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