近畿大学工学部は7月31日、「第1回次世代ものづくり技術セミナー」を開催する。テーマは金属粉末を材料とする、最先端の金属3Dプリンター。 従来の3Dプリンターは樹脂材料が主流だが、金属3Dプリンターは金属の粉末を材料とするため、インプラントといった医療分野をはじめ、自動車や航空機など、樹脂材料とは異なる産業分野への利用も期待される。 セミナー当日は、「EOS社ハイエンド3Dプリンタの特徴と活用事例」「SLM社金属3DプリンタとLPW社パウダーの特徴と活用事例」「金属3Dプリンタの造形ソフトウエアについて」というテーマで講演会を開催。希望者には金属3Dプリンター「SLM280HL」の見学会も実施する。 開催会場は近畿大学工学部メディアセンター(広島県東広島市)、定員は120人、入場無料。申し込みは近畿大学次世代基盤技術研究所のホームページからダウンロードできる申込書からで、締め切りは7月24日。