慶應医学部、医療・健康に貢献するビジネスモデル募集

 慶應義塾大学医学部は、「病院での医療に限局せず、医療・健康に貢献するプラン」をテーマとしたコンテスト「健康医療ベンチャー大賞」の開催にあたり、ビジネスモデルを募集する。決勝大会は2019年12月8日。申込みは9月18日まで。

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健康医療ベンチャー大賞
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 慶應義塾大学医学部は、「病院での医療に限局せず、医療・健康に貢献するプラン」をテーマとしたコンテスト「健康医療ベンチャー大賞」の開催にあたり、ビジネスモデルを募集する。決勝大会は2019年12月8日。申込みは9月18日まで。

 「健康医療ベンチャー大賞」は2019年で第4回を迎える、賞金と副賞を授与するコンテスト。慶應義塾大学医学部発のベンチャー創出支援を行う一環として開催。専門医療者へのヒアリングや医療ビジネス専門家からのメンタリングなども行うほか、著名人を呼び、アントレプレナーセミナーなども開催する。「社会人部門」「学生部門」の2部門で構成され、いずれの部門も、ビジネスプランは持ち込み形式で募集する。

 募集テーマは、「病院での医療に限定せず、創薬・遺伝子・医療介護連携・ビッグデータ・人工知能・スマートフォンアプリ・ウェアラブルデバイスなど、病院での医療に限局せず、医療・健康に貢献するプラン」。

 参加条件は「複数名で応募する場合は必ずチームリーダーを指名すること」「チームリーダーは事業のあらゆる側面を把握し、1次審査、2次審査、決勝大会のすべてに参加できること」「提出プランをすでに法人で事業化している場合は、法人化5年以内であること」。

 1次選考はポスター発表形式で10月5日に行われ、その中から選出された社会人部門・学生部門の各10チーム(合計20チーム)が2次選考へ進む。2次選考は10月26日。有識者による面接試験で、各3チーム(合計6チーム)が決勝大会に進む。11月に専門医療者へのヒアリング、医療ビジネス専門家からのメンタリングなど、メンターによる相談会にてブラッシュアップを行った後、12月8日に行う決勝大会のプレゼンテーションをもとに、各1チームが大賞に選ばれる。2次審査以降は関東外からの参加者に対して、チームにつき最大1万円までの交通費が支給される。

 優勝賞金は、社会人部門が100万円、学生部門が30万円。そのほか企業賞などの副賞がある。副賞の詳細は、まだ一部のみの発表となっているが、過去には海外大学への視察への同行、医学部による専門知識を伴ったビジネスサポート、医師をはじめとした医療従事者との繋がりなど、優勝賞金以上に価値のある副賞が提供された。

 応募は9月18日午後11時59分まで。社会人経験を有するメンバーがチームにいる場合は、学生部門での応募はできないが、社会人経験のない大学院生は社会人部門・学生部門のどちらでも応募が可能。健康医療分野での起業に興味のある人は誰でも参加でき、慶應への所属や法人・チーム・個人も問わない。Webサイトより受け付けている。

◆健康医療ベンチャー大賞
日時:
【1次選考】2019年10月5日(土)
【2次選考】2019年10月26日(土)
【決勝大会】2019年12月8日(日)
締切:2019年9月18日(水)23:59
参加費:無料
申込方法:Webサイトにて申し込む
《鈴木あさり》

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