早稲田大学は、11月7日、8日に開催される早稲田大学の学園祭「早稲田祭2015」において、落とし物や案内などの来場者対応を行っているインフォメーションのうち、メインインフォメーションと南門インフォメーションの2か所にて手話による案内を開始する。 利用方法は、当日メインインフォメーションまたは南門インフォメーションに行き手話での案内を希望することを筆談などで伝える。希望を伝えると、バリアフリールーム(早稲田キャンパス8号館B105教室)に待機している手話対応員が応対する。 早稲田祭は、早稲田キャンパスと戸山キャンパスで開催される早稲田大学の学園祭。来場者数は日本の学園祭でもトップクラスで、2014年度は約15万人もの来場者があったという。 同祭では、これまで聴覚に障がいがある場合は筆談で案内をしてきたほか、バリアフリールームの開設、パンフレットの文字を拡大し読みやすくしたバリアフリーブックや点字や凹凸を用いて作成した触地図の準備、飲食物購入代行などを実施してきた。 早稲田大学は、これまでに実施してきたバリアフリー対応に加えインフォメーションでの手話対応を行うことで、さらに多くの人が早稲田祭に楽しんで参加できるよう今後もバリアフリー対応を強化していくとしている。◆早稲田祭2015日程:11月7日(土)、8日(日)場所:早稲田大学 早稲田キャンパス、戸山キャンパス企画数:約450企画