埼玉県内の高校生対象、無利子貸与型奨学金10/1募集開始

 埼玉県は10月1日より、県内の大学進学者らに向けた「本多静六博士奨学金」の奨学生を募集する。無利子の貸与型奨学金で、「入学一時金」は30万円以内、「月額奨学金」は月額3万円以内を貸与する。

教育・受験 高校生
本多静六博士奨学金
  • 本多静六博士奨学金
  • 本多静六博士奨学金の概要
 埼玉県は10月1日より、県内の大学進学者らに向けた「本多静六博士奨学金」の奨学生を募集する。無利子の貸与型奨学金で、「入学一時金」は30万円以内、「月額奨学金」は月額3万円以内を貸与する。それぞれ30名を募集しており、2つの奨学金は併用可能。

 本多静六博士は、日本最初の林学博士として明治神宮の森の造営、日比谷公園、大宮公園など全国の都市公園の設計を手掛けた埼玉県出身の人物。博士は、昭和5年に秩父市中津川地域に所有していた森林を、奨学金制度の実施などを条件に県に寄贈。これにより「本多静六博士奨学金」が設けられ、昭和29年の貸与開始から平成26年度までに2,116名の学生が奨学金を利用している。

 奨学金の対象は、県内在住の高校生(卒業している場合は高校在学時に県内在住)で、大学・大学院・短期大学・専修学校専門課程に入学・編入を希望している者。「月額奨学金」については、大学などにすでに在学している場合も対象となる。このほかの条件に、過去に「本多静六博士奨学金」の貸与を受けたことがないこと、成績要件を満たしていること、世帯の所得金額の制限などがある。

 「入学一時金」の募集人員は30名、入学・編入する年の3月頃に30万円以内が無利子で貸与される。「月額奨学金」の募集人員は30名、月額3万円以内が所定の修業年限まで無利子で貸与される。これら2つは併用可能で、そのほかの奨学金制度との併用もできる。返還開始は卒業した年度の翌々年度からで、「入学一時金」は2年以内に返還、「月額奨学金」は貸与期間の2倍の年数(最長12年以内)で返還する。

 奨学金の申込期間は、平成27年10月1日から11月30日(必着)まで。埼玉県農林部森づくり課森林活動支援担当宛に、応募書類を簡易書留で郵送、または持参する。募集案内は埼玉県ホームページからダウンロードできるほか、希望者には郵送で配布(140円分の切手を貼ったA4サイズ封筒が必要)される。

◆埼玉県「本多静六博士奨学金」
応募期間:平成27年10月1日(木)~11月30日(月)必着
対象:
(1)大学、大学院、短期大学、専修学校専門課程へ入学を希望する者または在学者
(2)高等学校在学者は、出願時に埼玉県内に住民登録されている者
高等学校卒業者は、最終修学期間に埼玉県内に住民登録されていた者
(3)ほかに成績、収入、年齢などの要件あり
【入学一時金】
貸与額:30万円以内(無利子)
定員:30名
【月額奨学金】
貸与額:月額3万円以内(無利子)
定員:30名
《黄金崎綾乃》

【注目の記事】

編集部おすすめの記事

特集

page top

旬の教育・子育て情報をお届け!(×をクリックで閉じます)