千葉大、留学生と暮らす「混住型」寮2016年4月オープン

 千葉大学は10月9日、小仲台地区に2016年4月、グローバルな学生寮をオープンすると発表した。新設される寮は、日本人学生と留学生が一緒に暮らす「混住型」。今後は既存の留学生寮への日本人学生受入れ、さらなる混住型学生寮の新設も計画している。

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 千葉大学は10月9日、小仲台地区に2016年4月、グローバルな学生寮をオープンすると発表した。新設される寮は、日本人学生と留学生が一緒に暮らす「混住型」。今後は既存の留学生寮への日本人学生受入れ、さらなる混住型学生寮の新設も計画している。

 学生寮は近年、日本人学生と留学生が一緒に入居して共同生活するのが一般的になってきている。東京大学の追分国際学生宿舎や豊島国際学生宿舎、京都大学の吉田寮や熊野寮、慶應義塾大学の元住吉宿舎、早稲田大学の国際学生寮なども混住型となっている。

 オープンする学生寮の名称は、学生と教職員の公募により「薫風寮(くんぷうりょう)」と決まった。西千葉キャンパスまで20分の千葉市稲毛区に、鉄筋5階建ての建物が新設される。1~3階に男子学生100人、4~5階に女子学生70人を収容する。個室は170室あり、各室7平方メートル。

 千葉大では、日本人学生と留学生が共同生活する中で、学生の協調性やコミュニケーション能力の向上、国際交流などを推進していきたいとしている。今後は、同じ地区にある既存の留学生寮にも日本人学生を受入れ、将来的にはさらに2棟の混住型学生寮を新設。地区一体をグローバルな空間にしていきたいという。
《奥山直美》

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