社会人の9割が「グローバル人材になりたい」と考えていることが9月16日、EF留学総合研究所の調査結果からわかった。グローバル人材に必要だと思うスキルは、「違う国の文化や習慣を理解する力」が最多だった。 調査を行ったのは、留学・語学教育事業を展開するイー・エフ・エデュケーション・ファースト・ジャパンの研究部門である同研究所。8月17日~23日、社会人100人を対象にインターネットで実施した。 「グローバル人材になりたいか」という質問に対しては、91%が「はい」と回答。「いいえ」の9%を大きく引き離した。 「グローバル人材に必要なスキル」については、「違う国の文化や習慣を理解する力」が89%と最多で、「コミュニケーション能力」(86%)や「語学力」(80%)も高い割合を示した。 「海外で生かせる日本人としての強み」では、「礼儀正しさ」がもっとも高く、61%だった。「時間の正確さ(タイムマネジメント能力)」(58%)や「おもてなし精神や気遣い」(52%)も過半数を超えた。 一方、「グローバル人材に必要なスキル」としてもっとも支持された「違う国の文化や習慣を理解する力」について、「日本人の強み」と答えた人はわずか15%であった。