【大学受験2017】上智大のTEAP利用型入試、出願資格が4技能へ

 上智大学は10月28日、2017(平成29)年度一般入試(TEAP利用型)よりすべての学部学科においてTEAPの出願資格を4技能に変更すると発表した。2015年度以降に実施するTEAPのスコアが有効となる。各学科の募集人員などは、2016年4月頃に公表予定。

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 上智大学は10月28日、2017(平成29)年度一般入試(TEAP利用型)よりすべての学部学科においてTEAPの出願資格を4技能に変更すると発表した。2015年度以降に実施するTEAPのスコアが有効となる。各学科の募集人員などは、2016年4月頃に公表予定。

 TEAPとは、上智大学と日本英語検定協会が共同で開発した、大学で学習・研究する際に必要とされるアカデミックな場面での英語運用能力を正確に測定するテスト。総合的な英語力を正確に把握することができるよう「読む」「聞く」「書く」「話す」の4技能で構成されている。

 同大では2015年度入試から「TEAP利用型一般入試」を導入しており、年複数回実施されるTEAP試験のいずれかで、学科が設定している基準スコアを満たしていれば出願できる。入試当日には英語の試験は行わず、志願者は学科の指定する選択科目のみ受験。TEAPのスコアそのものは合否に影響せず、選択科目および調査書等の書類により合否判定が行われる。

 2016年度入試では、TEAP出願資格は2技能とする学部学科が多く、4技能は文学部英文学科や経済学部、総合グローバル学部など一部となっていた。2017年度入試からは、すべての学部学科が4技能へと変更する。2017年度TEAP利用型入試における各学科の募集人員、TEAP4技能の総合点、各技能のスコアについては、2016年4月頃の公表を予定している。
《黄金崎綾乃》

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