大阪府公私立高等学校連絡協議会は11月9日、平成28年度入学者選抜における公立・私立高校の募集人数について協議の結果を公表した。平成28年度の府内高校の募集人数は、公立で4万6,170人、私立で2万5,255人となった。 11月9日に開催された大阪府公私立高等学校連絡協議会では、平成27年度入学者選抜における生徒の就学状況、平成28年度以降の大阪公立中学校卒業予定者数（推計）などを確認し、平成28年度入学者選抜における公立・私立高校の募集人数を協議した。 平成27年度入学者選抜における募集人数は、公立高校4万6,590人、私立高校2万5,324人、公私あわせて7万1,914人だった。結果、卒業者数（実績値）7万5,643人のうち、府内からの公・私立高校あわせた入学者数は6万7,690人（公立：4万5,413人、私立高校2万2,277人）。昼間の高校進学率は93.4％となり、計画進学率（93.9％）との差は0.5ポイントだった。府内からの高校入学者は、前年度に比べて、公立が819人減少、私立が394人減少している。 平成28年3月の府内公立中学校卒業者推計や計画進学率などから、平成28年度の公立・私立高校の募集人数は7万1,425人（併設中学校からの内部進学者を除く）となった。公立高校で4万6,170人、私立高校で2万5,255人を募集する。 平成28年3月の府内公立中学校卒業者については、推計7万4,790人、進学予定者は7万230人となる見込み。このうち2,740人は他府県等への進学をすると考えられ、府内の進学予定者数は6万7,490人となる。
