年明けから私立大学一般入試の出願がはじまり、本格的な受験シーズンに突入する。リセマムでは、2015年の大学入試を振り返って、首都圏・私立大学の受験者数や合格倍率、入学辞退率より人気動向を紹介する。 首都圏のおもな私立大学から、募集人数が1,000人を超える学校として、青山学院大学、学習院大学、慶應義塾大学、国学院大学、駒澤大学、上智大学、成蹊大学、成城大学、専修大学、中央大学、東京理科大学、東洋大学、日本大学、法政大学、明治学院大学、明治大学、立教大学、早稲田大学(五十音順)の18大学について、2015年度入試の受験者数、合格倍率、入学辞退率を比較した。 上記の大学のうち、志願者数が10万人を超えたのは明治大学と早稲田大学、受験者数が超えたのは明治大学だけだった。 受験者数から人気動向をみてみると、「明治大学」がもっとも多く、2位「早稲田大学」、3位「法政大学」が続いた。 また、合格者数に対する受験者数の倍率を示す合格倍率をみると、「青山学院大学」がもっとも高く、2位「早稲田大学」、3位「上智大学」となった。 さらに、合格者数と募集人員との差の、合格者数に対する割合を入学辞退率をみると、「学習院大学」がもっとも低く、2位「慶應義塾大学」、3位「早稲田大学」であった。 各トップは次のとおり。◆受験者数トップ101 明治大学 100,058人2 早稲田大学 96,040人3 法政大学 90,185人4 日本大学 88,234人5 東洋大学 81,037人6 立教大学 64,564人7 中央大学 64,442人8 青山学院大学 55,082人9 東京理科大学 49,130人10 慶應義塾大学 39,893人◆合格倍率トップ101 青山学院大学 5.5倍2 早稲田大学 5.3倍3 上智大学 4.9倍3 立教大学 4.9倍5 法政大学 4.6倍6 慶應義塾大学 4.2倍7 明治大学 4.0倍7 成蹊大学 4.0倍9 国学院大学 3.9倍9 中央大学 3.9倍◆入学辞退率(低い順)トップ101 学習院大学 53.9%2 慶應義塾大学 59.7%3 早稲田大学 69.5%4 上智大学 71.7%5 青山学院大学 73.0%6 日本大学 74.7%7 成城大学 74.8%8 国学院大学 74.9%9 駒澤大学 75.8%10 法政大学 76.4% なお、大学は編集部が独自にピックアップしたもので、公式に定義されているものではない。各数値については大学のホームページおよび代々木ゼミナールがホームページで公開している「2015年私立大学の入試結果」を参考にした。