日能研は12月26日、2016年中学入試の倍率速報をホームページに公開。一部の学校で始まっている帰国子女入試の倍率や、出願受付中となっている学校の倍率（途中経過）を集計している。栄東・東大Iの倍率は、途中経過で55.1倍となった。 日能研の倍率速報には、各地域の男女別入試倍率情報のほか、入試サマリーとして年度比較表一覧、倍率増加率順一覧、応募者増加率一覧、倍率状況サマリーが掲載されている。入試倍率情報では、各学校の入試区分ごとに、試験日、科目、倍率や出願締切日、過去の倍率などがまとめられている。学校名の50音順・予想R4偏差値順に切り替えて閲覧することができる。 12月26日午後4時時点での入試倍率情報によると、一部の学校では、帰国子女を対象とした入試などが始まっている。学習院（男子）帰国子弟入試は12月4日に試験を実施、倍率は5.1倍。かえつ有明（男女）帰国生A-1入試は11月28日に試験を実施し、倍率は7.3倍。1月10日に試験を実施する洗足学園（女子）帰国生入試は、倍率8.4倍となっている。 出願締切日の前でも、倍率の途中経過が掲載されている学校もある。埼玉県の栄東（男女）東大Iの出願締切日は、郵送が1月6日、窓口が1月12日、12月26日午後4時時点での倍率は55.1倍となった。 なお、情報は随時更新されていく。各学校の更新日時は、倍率情報一覧から確認できる。
