慶應義塾大学は1月15日、平成27年の公認会計士試験における大学別合格者数で41年連続1位となったことを発表した。全体最終合格者1,051人のうち、慶應義塾大学出身者の合格者数は前年より3人多い123人であった。 平成27年の公認会計士試験の願書提出者数は平成26年より690人少ない1万180人で、最終合格者数は1,051人。平成26年の合格者数より51人減少し、合格率は10.3%であった。 このうち慶應義塾大学出身者の合格者数は123人(公認会計士三田会調べ)で、前年に引き続いて大学別合格者数で第1位を獲得。昭和50年から続いてきた大学別合格者数首位の記録をさらに更新し、41年連続となった。 慶應義塾大学では、公認会計士や税理士の資格取得を目指す学生に向けて、商学部内に会計研究室を設置。各試験に向けて基礎学力を養うための問題配布や添削を実施するなど、学生のサポートを続けているという。