首都圏で積雪、学生の足を直撃…臨時休講で「詫び単位」や交通費要求

 1月17日夜から18日にかけ急速に発達した低気圧の影響を受け、東日本や東北地方の太平洋側で積雪があった。首都圏の交通網には大きな乱れが生じ、現在も「学校に着けない」とする声もあがっている。

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首都圏で積雪、学生の足を直撃…臨時休講で「詫び単位」や交通費要求(画像はイメージ)
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 1月17日夜から18日にかけ急速に発達した低気圧の影響を受け、東日本や東北地方の太平洋側で積雪があった。首都圏の交通網には大きな乱れが生じ、現在も「学校に着けない」とする声もあがっている。

 気象庁が1月18日までに予想している積雪量は、多いところでは関東甲信地方で40センチ、関東南部平野部では15センチとされている。都内の電車、通勤や通学中の会社員・児童・生徒・学生の足を直撃。東横線を利用している会社員は、「通常、ドアツードアで50分のオフィスまで3時間以上かかった」と話した。

 大学ではWebサイトで臨時休講や現在の状況を発表するところもでてきた。東京女子大学はTwitter公式アカウントで「1月18日の授業は平常通り行います」と早々に告知し、続報は大学公式Webサイトを確認するよう促した。

 明治大学では、講義開始の約10分前に「休講」が発表されたことで、寒さに耐え必死に出席しようとした学生らが「詫び単位(注:ソーシャルゲームなどで不具合があった際にユーザーに配布される「詫び石」とかけたもの)」や交通費を要求するつぶやきも見られた。

 桐朋女子高等学校は「本日は無理して登校することはありません」「無理のない行動を」と生徒らに安全第一で過ごすよう呼びかけている。

 SNSでは、1月17日に終わった2016年大学入試センター試験のことに触れ「通勤通学に大打撃とはいえ、成人式やセンター試験に積雪しなくて良かったね」と気遣う書き込みも。今後の天気予報に注意し、無理のない1日を過ごしたい。
《佐藤亜希》

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