ゼンリンは実際の地図データをデザインとして活用したステーショナリー「mati mati」シリーズを発売した。ゼンリンがステーショナリーを販売するのは今回が初めて。2016年1月15日から首都圏と福岡県のロフト(18店舗)で先行発売し、2016年2月以降、その他の店に順次拡大する。ゼンリンは、これまでの地図の「機能的価値」だけでなく、地図柄や街の特徴などに着目した商品を企画するために20~30代の女性社員によるプロジェクト チームを複数立ち上げた。街をテーマとした商品を通じて人々のコミュニケーションのきっかけを生むことを共通コンセプトとしている。今回の「mati mati」シリーズは、3名のチームが商品企画を行った。コミュニケーションのきっかけになることをコンセプトに、贈り物にも適したラインナップを展開。今回は4シリーズを用意した。クリアファイル「3LAYER mati FILE」はゼンリンの地図データベースの「レイヤー構造」をイメージした3ポケット仕様。異なるデザインの4枚のシートが重なると、1枚の地図が完成する。価格は380円。サイズはA4サイズ。「STREET MEMO TAPE」は各地の有名な通りをモチーフとした幅広タイプのマスキングテープ。実在する“通り”に落書きするような感じでメッセージが書き込める。価格は430円。サイズは幅27mm、長さ5m。「MAP WRAP NOTEPAD」は、中紙を切り離すことができるノートパッド。便せんとしてはもちろんラッピングペーパーや折り紙としても使える。日中をイメージした「デイカラー」と夜をイメージした「ナイトカラー」の2色入り。価格は380円。サイズは 177mm×177mm、2カラー×10枚。「TOWN STORY BOOKMARK」は街のストーリーを贈ることができるブックマーク。その街の特徴を表現したピクトグラムをブックマークのデザインとして採用。台紙はグリーティングカードとして利用することができる。定型の郵送も可能な封筒付。価格は400円。