工学院大、1-3月にオープンカレッジ「鉄道講座」開講

 工学院大学は1月~3月にかけて、鉄道に関する知識を体系的に学べる全国でも数少ない公開講座「鉄道講座」を開講する。1講座のみ受講する「トピックス講座」と6回1セットの講座を受講する「基礎講座」の2種類が実施される。講座は有料、事前申込制。

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 工学院大学は1月~3月にかけて、鉄道に関する知識を体系的に学べる全国でも数少ない公開講座「鉄道講座」を開講する。1講座のみ受講する「トピックス講座」と6回1セットの講座を受講する「基礎講座」の2種類が実施される。講座は有料、事前申込制。

 「鉄道講座」は、工学院大学が2009年より開講しているオープンカレッジ。1講座単位で受講できる「トピックス講座」と、2年間を3か月ごとに分け合計8講座で鉄道技術の全貌を体系的に学ぶ「基礎講座」の2種類を提供している。2016年1月~3月に開講するのは、トピックス講座「災害に強い鉄道にするために」および、基礎講座の第8回講座となる「鉄道の技術開発」。

 トピックス講座「災害に強い鉄道にするために」では、近年多発する、風水害や雪害などでの長時間にわたる停車・乗客閉じ込めや、架線障害・放火を含む列車火災など、今まであまり発生していなかった鉄道業界と利用者を悩ませるトラブルを取り上げ、問題解決の方向性について日本を代表する鉄道工学の専門家・曽根悟特任教授が紹介する。開催日は2月2日。

 また、基礎講座では1月26日~3月22日の期間中6回の講義を開講。曽根悟特任教授による講義「鉄道の未来を拓く技術開発」や、鉄道関連でメディア出演が多い高木亮准教授による講義「鉄道中心の便利な交通システムへ」などを開講。鉄道と車利用を組み合わせた「パーク&ライド」をはじめとした効率的な移動システムについて紹介する。

 トピックス講座の受講料は1回3,000円(学生1,000円)。第8回基礎講座の受講料は6講義で12,000円(学生3,000円)。受講料は当日会場にて支払う。現在申込みをメールにて受け付けている。

◆工学院大学オープンカレッジ「鉄道講座」
【トピックス講座】
日時:2016年2月2日(火)19:00~20:30
会場:工学院大学 中層棟B-0563教室
受講料:3,000円(学生1,000円)税込
申込方法:メールにて受付

【基礎講座(第8回)】
日時:1月26日(火)、2月9日(火)、2月16日(火)、3月1日(火)、3月15日(火)、3月22日(火) 毎回19:00~20:30
会場:工学院大学 中層棟B-0563教室
受講料:12,000円(学生3,000円)税込
申込方法:メールにて受付
《畑山望》

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