東京大学は2月5日、2015年度後期の公開講座「高校生のための金曜特別講座」を東京大学駒場Iキャンパス18号館ホールで開催する。テーマは「微分・積分の先にあるもの―変分法入門―」。参加費は無料で、事前の申込みは不要。 東京大学教養学部が開催している「高校生のための金曜特別講座」は、学問研究の面白さや幅広さを感じてもらい、さまざまな学問分野の視点を通じてものごとを考えたり、これからの進路を考えるための参考にしてもらうことを目的としている。1回完結の講義は、物理や数学、哲学、文学などさまざま。 2月5日に開催される講座は、東京大学大学院数理科学研究科の加藤晃史氏を講師に迎え、変分原理、多変数関数とその一次近似、汎関数などをキーワードに、なぜ汎関数のようなものを考えるのか、変分にはどのような意味があり、どのような理論や応用があるのかなどについて、例を用いて入門的なことから解説する。 事前の申込みは不要。当日先着順で200名まで受け付ける。高校生をはじめ、一般の参加も可能。2015年度後期の「高校生のための金曜特別講座」は、2月5日の講演が最後となる。◆高校生のための金曜特別講座日時:2月5日(金)17:30~19:00会場:東京大学駒場Iキャンパス 教養学部18号館ホール定員:200名参加費:無料申込方法:事前の申込みは不要、当日先着順