人工知能ロボットを開発しているAKA LCC、総合教育サービスを提供する成基、GLOBAL VISIONは1月25日、3社間で「教育効果の実証実験ならびに教材開発に関する協力覚書」を締結した。今後は、成基の英語学童「GKC」などで実証実験を行い、効果的な学習方法を開発する。 AKAが開発している人工知能ロボット「Musio(ミュージオ)」には、人間のように見る、聞く、考える、感じる、話すという一連の機能が搭載されている。自ら考えてネイティヴ英語でコミュニケーションすることが可能で、ユーザーは自由に意思疎通のできる英語を学習することができる。日本での発売は6月を予定しており、現在公式サイトにて事前予約を受け付けている。 正式発売を前に締結された今回の協力覚書は、成基およびGLOBAL VISIONの長年蓄積された英語教育に関する知見やノウハウをもとに、Musioが日本の英語教育においてさらなる貢献ができるよう発展していくことを目指すためのもの。 具体的には、成基が運営する英語学童教室GKC(グローバルキッズ倶楽部)ならびに個別指導塾ゴールフリーなどでMusioのパイロット導入、実証実験を行う。また、実証実験を通じて、Musioを活用したより効果的な学習方法を開発するとしている。GLOBAL VISIONでは、実証実験で得られた知見をもとに、AKAと英語学習コンテンツを開発。Musioを公的・私的教育的機関へ発売していく予定だという。