河合塾は2月9日、私立大学の志願状況を発表した。2月5日時点の主要104大学の志願者数は前年度と比べて4%増加し、慶應義塾で3%、東京理科で1%、早稲田で4%増加した。昨年志願者数日本一だった近畿大学も4%増加した。 今回公表された志願状況は、主要私立大(おもに例年志願者数1万人超の大学と各地区拠点大学)のうち志願者数が判明した104大学を集計したもの。2016年度の主要104大学の志願者数は220万2,254人で、前年度と比べ4%増加した。 主要104大学の志願状況を学部系統別に見ると、前年度と比べて、心理で16%、看護で11%、法で10%増加した。一方、薬で6%、理・生命科学で4%、農・獣医で3%減少した。 大学別に見ると、青山学院で1%、慶應義塾で3%、中央で8%、東京理科で1%、法政で8%、明治で1%、早稲田で4%増加した。一方、上智で13%、立教で9%減少した。 大学別の志願状況一覧表では、2014年度~2016年度の志願者数を一般方式とセンター利用方式に分けて掲載している。