【高校受験2016】神奈川県公立<国語>講評…例年並み

 平成28年度神奈川県公立高校一般入試が行われた。リセマムでは、湘南ゼミナールの協力を得て、学力検査の「国語」の講評を速報する。この他の教科(全5教科)についても同様に掲載する。

教育・受験 中学生
神奈川県公立 国語 講評
  • 神奈川県公立 国語 講評
 平成28年度神奈川県公立高校一般入試が行われた。全日制課程の募集定員43,750人に対し、志願者数は53,277人。平均倍率は1.22倍。リセマムでは、湘南ゼミナールの協力を得て、学力検査の「国語」の講評を速報する。この他の教科(全5教科)についても同様に掲載する。

◆<国語>講評(湘南ゼミナール 提供)

 小説・論説の記述の難度は高まったものの、全体的な難易度は例年並みだった。選択肢問題は、前後に答えの根拠があることが多いため、丁寧に読みすすめていけば解きやすかったと思われる。

 問1の漢字は、例年通り、読みは漢字能力検定準二級、書き取りは五級までが出題された。(イ)の3「編隊」は、漢字そのものは難度の高いものではなかったが、なじみの薄い言葉であるため難度は高い。(エ)の鑑賞文の難度は例年通り。全体としての難度も例年通りだった。

 問2の古文では、鎌倉時代の説話が出題された。文章前半に補助訳が多いため、内容を理解しながら読みすすめることができるものだった。出題傾向も例年と変わらなかった。文章を丁寧に読みすすめ、内容を理解することが大切。

 問3の小説では、昨年と文章内容の傾向が変わった。高校一年生が俳句大会を通じてチームとしての結びつきを強めていく話で、昨年の仕事観を述べた文章に比べて内容は身近になった。文章量は、昨年と比べて少し多くなったが、語彙レベルが易しくなったため、昨年よりも読みやすい文章だといえる。出題は、例年通り心情に関連するものがほとんどだったが、文章の特徴・主題に関する問題が復活した。記述は、注釈の内容を理解していないと解けない問題であり、近年の記述の中でも難度は高い。選択問題は、平易なものが多かった。

 問4では、現代社会の価値観の変容を論じたもので、二〇一五年に出版された新しい文章が出題された。昨年の文章と比べてカタカナ表記が多いものの、抽象度が低く、全体として内容は理解しやすいものだった。出題形式は昨年とほぼ同様で、選択肢・書き抜き・条件作文だった。出題内容も「説明問題」と「理由問題」が中心だった。条件作文は、字数が昨年のほぼ半分になったものの、複数の模範解答例があることからわかるように、内容の難度は上がった。選択問題は、傍線部の前後の内容を丁寧に読めば解けるものだった。

 問5の資料読み取り問題の出題傾向は例年通りだった。設問の条件に従って本文から適切な表現を探すことが重要。字数が多いので、時間配分には注意するべきだろう。
--
 このレポートは2016年2月16日に速報として湘南ゼミナールにより作成されたもの。

問題を見る 解答を見る

協力:湘南ゼミナール
《編集部》

【注目の記事】

編集部おすすめの記事

特集

page top

旬の教育・子育て情報をお届け!(×をクリックで閉じます)