H28年司法試験・司法試験予備試験、福岡市試験地の希望変更を許可

 法務省は4月18日、平成28年熊本地震の発生に伴い、平成28年司法試験および司法試験予備試験で、福岡市を試験地として希望した受験者に試験地の変更を認めることを決定した。4月27日までに指定の様式または電話による申請が必要。

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 法務省は4月18日、平成28年熊本地震の発生に伴い、平成28年司法試験および司法試験予備試験で、福岡市を試験地として希望した受験者に試験地の変更を認めることを決定した。4月27日までに指定の様式または電話による申請が必要。

 平成28年司法試験は5月11日から15日(13日を除く)、司法試験予備試験の短答式試験は5月15日に行われる。試験地は、札幌市(予備試験は北海道恵庭市)、仙台市、東京都、名古屋市、大阪市(予備試験は兵庫県西宮市)、広島市、福岡市。

 出願時に希望した試験地からは原則変更できないが、現在、平成28年熊本地震の影響により、福岡市試験地の会場までの交通手段の確保が困難な状況などが生じているため、福岡市での受験を希望していた受験者に限り希望地の変更を認めることとした。

 変更には、法務省がWebサイトに掲載する所定の様式による申請書を、4月27日(消印有効)までに提出する必要がある。申請書の提出が難しい場合には、電話による相談も受け付ける。

 4月15日時点での平成28年司法試験の受験予定者は7,644人。うち、福岡市では5.68%にあたる434人が受験を予定している。
《勝田綾》

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