河合塾が提供する大学入試情報サイト「Kei-Net」は4月25日、2017年度入試情報内で入試変更点の最新情報を掲載した。横浜国立大学が学部の改組を行うほか、早稲田大学が基幹理工学部での特別選抜入試を廃止する。 国公立大学では、東北大学が文・法・理・医・工・農学部の全学科（保健を除く）にて国際バカロレア入試を新たに導入する。横浜国立大学では現在の教育人間科学部・理工学部から、教育学部・都市科学部・理工学部へと学部の改組が行われる。広島大学は医学部医学科（前期）の第1段階選抜の倍率を、2016年度の10倍から8倍へと変更する。 私立大学では、早稲田大学が基幹理工学部での特別選抜入試を廃止。また、文学部・文化構想学部が英語4技能テスト利用型の募集枠を設ける。順天堂大学では、国際教養学部にてセンター併用方式を新たに導入する。新潟医療福祉大学は医療技術学部救急救命科を新設、募集人員は55名。 Kei-Netの入試変更点一覧では、国公立大学と私立大学を分けて、地域ごとに各大学の学部・学科での変更内容など掲載。入試変更点のほか、新設大学・増設学部・学科一覧、大学入試全体スケジュールなども掲載している。 なお、2017年度のセンター試験は2017年1月14日（土）、15日（日）に実施される。詳細は大学入試センターのWebサイトで出題教科・科目、出題方法、試験時間（配点）などが公開されている。
