大阪市の天王寺動物園に4月21日、ジャガーの赤ちゃん2頭が誕生した。現在の大きさは30cmほど。一般公開はまだされていないが、ぬいぐるみのような愛らしい姿の写真が公開されている。 ジャガーの父親は、ブリーディングローン(繁殖を目的とした動物の貸借契約)で秋田市大森山動物園から平成14年3月に借り入れた「ジャガオ」。平成14年8月にメスが死亡してから、長い間オス1頭で飼育されてきたが、平成23年3月に中国の上海市動物園との動物交流事業からメス「ルース」を迎え、平成26年8月に続く赤ちゃん誕生となった。 ジャガーは、アメリカ大陸に住んでいるネコ科の動物の中で一番大きいとされ、大人になると体長1m50cm、体重80kgほどに成長する。現在の赤ちゃんの大きさは約30cmと、体格的にはまだまだ小さく、模様も黒色が濃いなど、親のジャガーとは異なっている。母親の「ルース」が育てているため、性別や体重などはまだわかっていない。 現時点で、ジャガーの赤ちゃんの公開日は未定。天王寺動物園では、今後の育成状況を見て、あらためて発表するとしている。◆天王寺動物園開園時間:9:30~17:00(入園は16:00まで)※5・9月の土日は9:30~18:00(入園は17:00まで)休園日:毎週月曜日(月曜が休日の場合は翌平日)、年末年始(12月29日~1月1日)※5月2日は臨時開園入園料:大人500円、小中学生200円※未就学児、障害者手帳をお持ちの方、大阪市内在住・在学の小中学生、大阪市内在住で65歳以上の人は無料(要公的証明書提示)