東京大学 大学総合教育研究センターとサイバー大学は、高等教育におけるeラーニング活用手法に関する共同研究契約を締結した。今後1年間にわたり、目的の達成に必要なシステム開発や組織作り、およびコンテンツ提供の手法と運用体制に関する調査や研究を行う。 インターネットの普及やモバイル端末の浸透により、世界規模での高等教育のICT活用と社会的貢献に期待が集まる一方で、教育コンテンツの制作やその活用は、授業運営とは異なった方法論やノウハウが必要となり、教員のITリテラシー向上やスタッフの育成など組織作りが課題となっている。 研究では、すべての授業をインターネットで行う「サイバー大学」が運用している、モバイル学習アプリや授業コンテンツ制作ツールを用いて、東京大学の授業からeラーニングコンテンツを作製。幅広く社会に発信するための仕組み作りを行う。ほかにも、東京大学の他大学との連携力を活かして、制作したコンテンツを大学間で共同運用できる環境構築について、調査や研究を行う。 この共同研究により将来的に多くの大学がeラーニングを導入し、大学間での教育リソースの共有や多様な学習機会の創出が期待されている。
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