子育てタイプを6つに分類、学歴・所得が高くなるのは何型?

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子育てタイプ別の達成度
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 神戸大学と同志社大学の研究グループは、子育ての方法が将来子どもにどのような影響を及ぼすかについて、インターネットを通じた調査を実施。親から関心を持って見守られて育った子どもの方が、就業後の所得や幸福感、学歴、倫理観が高いという調査結果を発表した。

 今回の研究は、神戸大学社会システムイノベーションセンターの西村和雄特命教授と同志社大学経済学部の八木匡教授らの研究グループが、日本人の子育て方法が子どもにどのような影響を与えるかを明らかにすることを目的に、経済産業研究所のプロジェクト「活力ある日本経済社会の構築のための基礎的研究」の一環として行ったもの。

 調査は、1月にインターネット調査にて実施。「両親が私を信頼していた」「家族は私に関心がないと感じた」など子ども時代の親との関係を尋ねた質問に対し、男女各5,000人から有効回答を得た。回答結果から、「無関心(関心)」「信頼」「規範」「自立」の4つの因子を抽出し、さらに「時間共有の経験」「叱られた経験」の2つの因子から、子育てタイプを6つに分類して研究を行った。

 子育てタイプの分類は、「支援型」「厳格型」「迎合型」「放任型」「虐待型」「平均型」の6つ。「支援型」は高自立・高信頼・高関心・高共有時間などの因子を持つグループ、「放任型」は低関心・まったく厳しくない・低共有時間・低規範などの因子を持つグループというように分類。

 結果、高い関心を持って見守る「支援型」の子育てを受けた子どもは、平均所得、学歴、安心感、前向き思考のすべての項目においてもっとも高い水準にあることが明らかになった。関心を持って厳しく指導する「厳格型」や、関心はあるが厳しくない「迎合型」の子育てでは、所得や学歴は高いが、前向き思考が低くストレスがあるという結果に。「放任型」や「虐待型」では安心感や前向き思考が極端に低く、加えて平均所得も低い傾向にあることがわかった。

 今回の調査結果は、経済産業研究所のディスカッション・ペーパーとして発表される予定。
《畑山望》

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