デジタル教科書教材協議会(DiTT)は、シンポジウム「デジタル教科書の位置づけはどうなる?~2020年導入実現に向けて」を、7月25日に慶應義塾大学三田キャンパスで開催する。参加は事前申込みが必要。参加無料。 DiTTは、小・中学生がデジタル教科書を常用できる環境を目指して、デジタル教科書・教材の要件の検討をはじめ、ビジネスモデルや普及方策の検討、実証実験の企画・実施などの活動を行っている。また、有識者による勉強会や、全国の教職員および関係者による意見交換・情報共有の場を設けるなど、ICT授業を実施している教師をサポートする活動も行っている。2016年4月12日現在、幹事11社、一般67社が入会している。 デジタル教科書導入実現に向けて議論が本格化するなか、6月には「『デジタル教科書』の位置づけに関する検討会議」の中間発表が予定されている。DiTTはこの発表を受けて、シンポジウム「デジタル教科書の位置づけはどうなる?~2020年導入実現に向けて」を開催する。 当日は、「『デジタル教科書』の位置づけに関する検討会議」の堀田座長をはじめ、ベネッセホールディングス・ベネッセ教育総合研究所理事長の新井健一氏ら会員や総務省担当者などを招き、パネルディスカッションを行う予定。参加はDiTTのWebサイトから事前申込みが必要。参加は無料。◆DiTTシンポジウム「デジタル教科書の位置づけはどうなる?~2020年導入実現に向けて」日時:7月25日(月)13:30~15:00(13:10~受付開始)会場:慶應義塾大学三田キャンパス北館ホール参加申込み:DiTTの申込Webフォームより申し込む参加費:無料パネルディスカッション登壇者(予定):新井健一氏(ベネッセホールディングス ベネッセ教育総合研究所理事長)片岡靖氏(DiTT参与・日本教育情報化振興会)黒川弘一氏(光村図書出版株式会社専務取締役ICT事業本部長)堀田龍也氏(東北大学大学院情報科学研究科教授)御厩祐司氏(総務省情報流通行政局情報通信利用促進課課長)中村伊知哉氏(DiTT専務理事・慶應義塾大学メディアデザイン研究科教授)石戸奈々子氏(DiTT事務局長・NPO法人CANVAS理事)