【教員支援・無償】教育現場を支える各種サービスまとめ(コロナ対応)

 多くの企業がこの期間、教員の業務支援に役立つツールの提供を開始している。そこで無償で利用できる学校向けのサービスをまとめる。

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コドモン
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 新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、政府が小中高校や特別支援学校などの臨時休校を要請。これを受けて多くの学校で2020年3月2日に休校が開始された。多くの企業がこの期間、教員の業務支援に役立つツールの提供を開始している。そこで無償で利用できる学校向けのサービスをまとめる。

CoDMON


提供:コドモン
ジャンル:教員業務支援
対象:教員
無償提供開始:2020年3月5日より

 今回、コドモンが一部機能の無償提供に踏み切ったのは4つの機能。

 「保護者連絡」は、出欠や感染症の報告連絡を保護者アプリから申請できるもので、学校側は電話対応することなくPCやタブレットなどでリアルタイムに情報を受け取ることができるのが特長。「お知らせ一斉配信」はクラスや児童・生徒個人に対し、すばやくお知らせを一斉配信できる機能で、あらかじめ登録しておいたテンプレートを使うことで作成時間を短縮できるほか、保護者はスマホの通知機能やアプリ内で確実に情報を届けることができるため、すばやく確実に情報配信することが可能となる。メールでの配信を希望する場合は有償プランとなる。

 このほか、児童や生徒の名前・クラス・生年月日・健康情報(かかりつけ医師、アレルギー)・健診履歴・家族情報(緊急連絡先、メールアドレス)など情報を一元管理することが可能、校内での情報共有が容易になる「児童台帳」、専用アプリ上で撮影した写真を保護者アプリに即時に公開可能でき、決済も印刷も配送もすべてコドモン側で対応する「写真販売」が対象。

みんなの学習クラブ、Selfee Win、わくわく文庫


提供:日本コスモトピア
ジャンル:教材提供
対象:教員
無償期間:2020年3月2日~3月31日

 急な休校措置対策を余儀なくされている学校関係者、学習塾・生涯学習教室、子どもの学力維持に不安を抱えている保護者を対象とし、学校、学習塾、生涯学習教室を通じて、家庭学習システムの無償IDを提供。無償IDで利用できるのは、小学校・中学校向け学習教材の「みんなの学習クラブ・タブレット版」、塾向け教材「Selfee Win」と読書支援教材「わくわく文庫」。

 「みんなの学習クラブ・タブレット版」は小学生・中学生対象の学習教材で、現在、全国公立小学校・中学校1,600校で使用されている。必要な問題を選んでオリジナル学習プリントをすばやく作成することができ、それぞれの生徒や授業の進行度にあわせて適切な問題を選択し授業を行えるという。

 学習塾向けのSelfee Winと連動した「Selfee at Home」は小学生・中学生・高校生対象の家庭学習をサポートするための新しいICT教材。「わくわく文庫 Web」は未就学児・小学生・中学生対象読書支援教材で、子どもの読書を支援するために、プロのナレーターの朗読を聞きながら本を読み進めていく読み聞かせと目読(目で文字を追う)という読書方法を採用。朗読音声の再生スピードを変えることができるため、速読速聴の効果も期待できるという。

e-Spire


提供:Institution for a Global Society
ジャンル:オンライン英語学習プラットフォーム
対象:学校活動を休止中(または一部休止や休止予定を含む)の全国の国立・公立・私立の中学校・高等学校(中高一貫教育校を含む)
無償提供期間:2020年3月9日~4月30日

 TOEFLテストの構造に沿って設計された「e-Spire」。VOCABULARY、READING、LISTENING、WRITINGの4つのユニットで構成されており、活用することで海外留学・研修が延期・中止されている生徒にとっても、渡航前の準備・英語力の向上に役立てることができる。

 各ユニットには単語や表現を限定した入門・初級レベルから英語の母語話者に近い上級レベルまで幅広い難易度の問題が用意されている。ただし今回無償で提供されるのは「e-Spire」VRLW(外部採点なし)プランのみ(受講開始レベルはすべて「1」)。

基本のキ


提供:学書
ジャンル:学習コンテンツ
対象:塾など民間教育現場(中学生)
無償機関:2020年3月1日~4月30日
通常料金:年間使用料(48,000円/1拠点)、生徒ID(1,200円/月)

 「基本のキ」は学書が提供する専任講師による映像授業と専用のテキスト教材。デジタル&アナログ連動型の学習コンテンツで、中学1年生から3年生までの英語・数学・理科・社会・国語が収録されており、動画数は約2,000本にのぼる。民間教育現場の「個別指導」「集団指導」「家庭学習」として活用を想定しているという。

ロイロノート・スクール


提供:ロイロ
ジャンル:教員支援クラウド
対象:教員
料金:1人の先生と40人の生徒が90日間無料で試すことができる

 開設されたページでは、活用アイディアがリアルタイムで紹介される。関連ページとして「子どもたちが休校中に使える無料学習コンテンツまとめ」「学びになるゲームまとめ」なども紹介されている。

 ロイロノートは、子どもたちが自ら考え表現する協同的な学びや、教員の負担軽減につながり、個別最適化された学びづくりやオンラインでの授業にも効果を発揮する。マルチプラットフォームに対応しており、全国で2,000校以上の学校、1人1台校では319校に導入されている。

教員向けオンライン授業配信サポート


提供:N高等学校・ドワンゴ
ジャンル:教員向けオンライン授業配信サポート
対象:教員

 オンライン授業を実施したいと考えている教員向けに、学習コンテンツの配信ノウハウのレクチャーやアドバイスなどを行う無償サポートを開始。終了する期間は現段階では未定で、状況を見て終了期間は決定する予定。
《鶴田雅美》

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