法務省は6月2日、平成28年司法試験のうち、短答式試験の結果を公表した。受験者数は6,899人で、採点対象者は6,846人。合格に必要な成績を得たものは4,621人で、平均点は133.2点だった。 平成28年司法試験短答式試験の合計得点は175点満点。満点の40%点以上の成績を得た者のうち、各科目の合計得点が114点以上の成績を得たものが短答式試験の合格に必要な成績を得た者とみなされる。科目別得点は、憲法が50点満点、民法が75点満点、刑法が50点満点。 合格に必要な成績を得た者の平均年齢は32.1歳。最高年齢は76歳で、最低年齢は21歳だった。男女構成は、男性が3,535人、女性が1,086人。 短答式試験の合格に必要な成績を得た者の数がもっとも多かったのは、予備試験合格者で376人。法科大学院別では、中央大法科大学院と早稲田大法科大学院が最多341人だった。各大学院ごとの出願者数や受験者数、そのほか詳細は法務省Webサイトで公開されている。