東京福祉大学は、2017年度入試より新たに「Special奨学生入試」を実施すると発表した。東京福祉大学への入学を希望する受験生の経済的支援と優秀な人材確保を目的に新設するもので、合格者には4年間で最大約500万円の返済不要の奨学金を支給する。 Special奨学生入試は、入学希望者の経済的支援に加え、将来教育・心理・福祉・保育分野で活躍できる優秀な人材の育成を目指し、その学習機会の支援を目的として実施するもの。AO入試1期（AO入試枠）、公募制学校推薦入試1期（推薦入試枠）の上位合格者、および新設する「Special奨学生入試（一般教科型）」の成績上位者、計50名を奨学生として採用する予定だ。 支給される奨学金は、4年間の授業料・施設設備費（112万5,000円×4年間＝450万円）の全額免除に加え、アメリカ・ハーバード大学への夏期短期研修のほか、韓国秋期短期留学、ベトナム冬期短期留学といったすべての海外短期留学に通常費用の半額（48万7,000円）免除で参加できる。 AO入試枠や推薦入試枠で奨学生として採用されなかった場合でも、選考料免除でその後の奨学生入試に再挑戦することも可能。また、奨学生として合格しなかった場合でも、通常の合格基準を満たす場合は通常合格として入学が許可される。 AO入試枠の試験日は9月17日、推薦入試枠の試験日は11月5日、一般教科型の試験日は12月17日。各入試の出願期間など、2017年度入試の詳細を記した募集要項は6月下旬にホームページにて公開予定。
