京都大学工学部は7月31日、中学・高校生を対象としたオープンセミナーを吉田キャンパスにて開催する。「ひと・社会・工学―工学のいまを知る―」をテーマに、京大工学部の教授が4つの講義を実施。参加費は無料、先着順にて150人を募集する。事前申込みが必要。 オープンセミナーは、中学・高校生に「工学」への興味を深めてもらえるような最新の研究事例を紹介するとともに、進路選択の一助となるよう大学生活を紹介することを目的に開催しているもの。今回は、工学部の教授4名がそれぞれの専門分野に関する最新の研究事例紹介や解説を行うほか、進路や大学生活についての幅広い質問に答える。 開講プログラムは、建築学科・原田和典教授による「火災に強い木造建築を造る」、情報学科・梅野健教授による「地震は予測できるか?―全球測位衛星システムのビッグデータ解析最前線―」、工業化学科・関修平教授による「19~20世紀にかけての化学と物理 電磁波や放射線が明らかにするもの」、地球工学科・立川康人教授による「気候変動による降水の変化と洪水・氾濫の予測」の4つ。各講義は50分を予定している。 対象は中学生および高校生。原則としてすべての講義に参加することを条件としている。事前申込みは7月22日まで、メール、FAXまたは工学部Webサイトの申込みフォームにて受け付けている。なお、先着順のため定員になり次第受付終了。◆京都大学 工学部オープンセミナー日時:7月31日(日)13:00~17:45会場:吉田キャンパス 法経済学部本館1階西 法経第4教室対象:中学生・高校生定員:150名(先着順で、定員に達し次第受付終了)受講料:無料申込方法:メール、FAX、京都大学工学部Webサイトにて申込み申込締切:7月22日(金)