ブラインド・スクリーンの「ひも」に注意…事故を防ぐポイント

 ブラインドやスクリーンのひも部分、カーテン留めなどのひも状部分が、子どもの首に絡まり「ヒヤッ」としたことはないだろうか。消費者庁は6月30日、「子ども安全メール from 消費者庁」でブラインドなどのひもによる事故に関し、注意を促した。

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起こり得る事故の状況のイメージ(出典:米国消費者製品安全委員会(CPSC))
  • 起こり得る事故の状況のイメージ(出典:米国消費者製品安全委員会(CPSC))
  • 消費者庁Webサイト「子どもを安全から守る!プロジェクト」
  • ブラインド等窓カバーのひもの安全性に関する OECD 国際啓発キャンペーン
 ブラインドやスクリーンのひも部分、カーテン留めなどのひも状部分が、子どもの首に絡まり「ヒヤッ」としたことはないだろうか。消費者庁は6月30日、「子ども安全メール from 消費者庁」でブラインドなどのひもによる事故に関し、注意を促した。

 日本国内におけるブラインドなどのひもによる事故は、平成19年以降合計10件発生しているという。また、経済協力開発機構(OECD)によると、世界15か国では死亡事故も起きており、平成8年以降の発生件数は250件以上。

 子どもの事故を防ぐため、消費者庁はブラインドなどを使用する際にはまず「ひも部分がない」「セーフジョイント」など、安全性の高い商品を選ぶことを勧めている。

 消費者庁は、過去にもブラインドのひもやカーテンの留めひもによる事故に関する注意喚起を行っており、現在は子どもの怪我や危険に関する体験談も募集している。

 「子ども安全メール from 消費者庁」の購読登録は無料。登録は消費者庁Webサイト「子どもを安全から守る!プロジェクト」から行う。消費者庁はこのほか、子ども向け商品などのリコール情報の提供や、子どもの安全に関する情報を配信している。
《佐藤亜希》

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