厚生労働省は7月1日、医師国家試験と歯科医師国家試験の施行について発表した。第111回医師国家試験は平成29年2月11日から13日、第110回歯科医師国家試験は平成29年2月4日と5日、合格者の発表はいずれも3月17日に行う。 第111回医師国家試験は、受験に関する書類の提出を平成28年11月1日から30日まで受け付け、試験を平成29年2月11日から13日までの期間で行う。試験地は、北海道、宮城県、東京都、新潟県、愛知県、石川県、大阪府、広島県、香川県、福岡県、熊本県、沖縄県の12都道府県。 第110回歯科医師国家試験は、受験に関する書類の提出を平成28年11月1日から30日まで受け付け、試験を平成29年2月4日と5日に行う。試験地は、北海道、宮城県、東京都、新潟県、愛知県、大阪府、広島県、福岡県の8都道府県。 いずれの試験も合格発表は平成29年3月17日午後2時より実施。厚生労働省、地方厚生局および地方厚生支局で、受験地と受験番号を掲示して発表する。 なお、第110回医師国家試験の合格率は91.5%。医師国家試験が年1回の実施となった1985年以降では、2年連続で過去最高を更新している。第109回歯科医師国家試験の合格率は63.6%だった。