ドライブ中の母親7割が「疲れる」子どもの相手、対策は?

 エーザイは、夏休みの帰省シーズンを前に小学生の子どもと車でお出かけ予定の母親を対象に「ドライブ中の子どもとママの過ごし方」に関する調査を実施。7割の母親が車内での子どもの相手に疲れを感じており、静かにさせるためにDVDやスマホを利用していることがわかった。

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 エーザイは、夏休みの帰省シーズンを前に小学生の子どもと車でお出かけ予定の母親を対象に「ドライブ中の子どもとママの過ごし方」に関する調査を実施。7割の母親が車内での子どもの相手に疲れを感じており、静かにさせるためにDVDやスマホを利用していることがわかった。

 調査は、2016年の夏に子どもと車で外出を予定している小学生の子どもを持つ母親500名を対象に、6月24日から28日にインターネット調査にて行ったもの。

 夏休みの外出予定先については、1位「実家や親戚宅」54%、2位「テーマパーク、遊園地」47%、3位「ショッピングモール」46%が大半を占めた。夏休みを利用して普段会えない祖父母に会いに行くのを楽しみにしている家族が多いようだ。

 夏休み中の帰省やレジャーの際は、渋滞に巻き込まれることも多く長時間車内で過ごすことが多いが、遊びたい盛りの小学生を相手に母親の71%が「車内で子どもの相手をするのは疲れる」と回答。60%は「子どもが車内でうるさくて困る」とも感じていた。

 子どもに車内で静かに過ごしてもらう方法については、1位「車載DVDプレーヤーでDVDを見せる」が47%、2位「スマホやタブレットでゲームや動画を見せる」が41%、3位「おもちゃで遊ばせる」39%、4位「ゲーム機で遊ばせる」31%という結果に。スマホやタブレットではYouTubeなどで子どもの好きな動画を見せるケースが多く、現代の子どもらしい車内での過ごし方が明らかになった。

 一方、DVDやスマホなどに集中すると「車酔い」の症状に陥りやすい環境にもなるという。母親の84%も「子どもが車酔いするとドライブが楽しめなくなる」と回答。実際に50%は「ドライブ中に子どもが車酔いした」経験があるそうだ。

 車酔いした場合の対処法としては、「換気する」がもっとも多く56%、ついで「こまめに休憩をはさむ」51%、「酔い止めを服用する」41%と続いた。酔い止めを飲むことで子どもが安心したり、子どもがせっかくのイベントを楽しめるよう服用しているケースも多いようだ。
《畑山望》

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