国立天文台の野辺山宇宙電波観測所では8月27日、「特別公開2016 ~ブラックホールを探す旅に出かけよう~」を開催する。開催時間は午前9時半から午後4時、入場は午後3時半まで。入場無料。雨天決行。 長野県南佐久郡南牧村野辺山にある国立天文台野辺山は、設備を世界中の研究者に開放しており、国内外から多くの研究者が訪れている。研究者らは電波天文学の研究や装置の開発・改良などを行い、電波天文学の国際的な拠点となっている。 特別公開では、国立天文台理論研究部の田中雅臣助教による講演「重力波天体を追って」や、慶應義塾大学理工学部物理学科の岡朋治教授による講演「銀河の中心に潜むもの」を開催。各講演とも、定員は200名。参加には、当日配布される整理券が必要となる。また、講演のようすはYouTubeとニコニコ生放送でも配信される。 ほかにも、45メートル電波望遠鏡観測施設などの見学や、観測成果の紹介、スタンプラリー、質問コーナーなどを実施する。 当日は、野辺山駅と臨時駐車場から無料のシャトルバスを運行する。シャトルバスの時刻は、Webサイトで確認できる。◆野辺山宇宙電波観測所「特別公開2016」開催日:8月27日(土)雨天決行時間:9:30~16:00(入場は15:30まで)入場料:無料持ち物:上履き特別講演会:【重力波天体を追って】講師:国立天文台理論研究部 田中雅臣助教時間:11:00~12:00(開場10:30)定員:200名(要整理券)整理券配布開始:9:40~配布場所:本館玄関前【銀河の中心に潜むもの】講師:慶應義塾大学理工学部物理学科 岡朋治教授時間:14:00~15:00(開場13:30)定員:200名(要整理券)整理券配布開始:13:00~配布場所:本館玄関前※当日は、野辺山駅と臨時駐車場から無料のシャトルバスを運行