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子どもを自然の中で学ばせたい…ファミリーキャンプの楽しみ方

 「コールマンが考える、ファミリーキャンプの今と未来」と題して、コールマン2017年度製品展示会が9月14日~16日、ベルサール新宿グランドにて開催された。なぜ今、ファミリーキャンプなのか、初心者は何から揃えればいいのかを聞いた。

趣味・娯楽 小学生
コールマン2017年度製品展示会会場
  • コールマン2017年度製品展示会会場
  • 寝室(テント)とリビング(タープ)を連結したスタイル
  • テントの定番「タフシリーズ」に、来年から、小ぶりの2人用、3人用が加わった
  • とんがり頭がカワイイ、ティピ型のテントは最近、人気上昇中
  • 安全で手軽なことから人気が高まっているLEDランタン「クアッドマルチパネルランタン」。でテントのポールなどに着けることも可能。
  • パネルライトは、本体から取り外し、懐中電灯として使用可能。災害時にも1台備えたい
  • 封筒型の寝袋(フリースフットEZキャリースリーピングバッグ)と、ブランケット。ネイビーのボーダー柄がお洒落。
  • マミー型の寝袋(コルネットストレッチ)は、手足を出して防寒着としても使用可能。ストレッチ素材で動きやすい。
(3)寝袋
 テント泊に欠かせないのが、寝袋だ。寝袋には封筒型とマミー型がある。封筒型は、四角い布団を袋状にしたもの。ファスナーで2つを連結すればファミリーで一つの布団で寝ることができる。

 体をすっぽりくるむマミー型は、身体にフィットするので保温性が高い。軽くて小さく収納できるので持ち運びに便利。オートキャンプだけでなく、トレッキングやツーリング、子どもの林間学校などにも利用できる。

(4)ファニチャー
 野外での食事は、キャンプの楽しみのひとつ。野外用のテーブルと椅子で食事をするスタイルを始めて考案したのはコールマンだとか。来年発売される「ツーウェイキャプテンチェア」は、ハイ・ローの2段階に高さ調節可能。テーブルで食事をするときにはハイポジション、焚火を囲んでリラックスしたいときいにはローポジションというように使い分けが可能。

 テーブルは、コールマンのロングセラー「ロールテーブル」がお勧め。ロール式の天板と収束型のフレームでコンパクトに収納できるのが特徴。高さは40cmと70cmに調整が可能だ。

 そのほか、ガスバーナー、鍋などの調理器具やカトラリーも必要だが、すべての道具をレンタルしてくれるキャンプ場も多いので、レンタル品も利用しながら、少しずつ揃えていくといいだろう。直火禁止のキャンプ場も多いので、余裕があれば焚火台も揃えたい。家族で焚火を囲むひとときは、一度経験すると病みつきになる。

◆キャンプで何が得られるか

 「オートキャンプ白書2016」によると、キャンプの魅力で一番多かったのは「家族との団らん」(24.4%)、以下「自然とのふれあい」16.4%、「解放感・のんびりできる」(13.1%)と続く。キャンプ場での好きな過ごし方は、「BBQや野外料理を楽しむ」(70.0%)、「家族だけで団らんを楽しむ」(43.2%)、そして、3位は昨年の7位から急上昇した「焚火をする」(38.1%)。

 普段忙しくて、食事のときですら家族が揃うことがないファミリーにとって、キャンプは貴重な家族団らんの場になっているのだ。

 確かにキャンプ場では、テントの設営も、食事の支度もすべてが共同作業。常に家族で行動することになる。家族のコミュニケーションも増える。家族でこれほど濃密な時間を過ごせる機会はキャンプをおいて他にないかもしれない。

 これから紅葉が美しい季節。家族でキャンプに出かけてみてはどうだろうか。
《石井栄子》

石井栄子

子育てから、健康、食、教育、留学、政治まで幅広いジャンルで執筆・編集活動を行うフリーライター兼編集者。趣味は登山とヒップホップダンス、英語の勉強。「いつか英語がペラペラに!」を夢に、オンライン英会話で細々と勉強を続けている。最近編集を手掛けた本:『10歳からの図解でわかるSDGs「17の目標」と「自分にできること」』(平本督太郎著 メイツ出版)、『10代から知っておきたいメンタルケア しんどい時の自分の守り方』(増田史著 ナツメ社)『13歳からの著作権 正しく使う・作る・発信するための 「権利」とのつきあい方がわかる本』(久保田裕監修 メイツ出版)ほか多数

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