共同通信社は、東京オリンピック・パラリンピックについて2回目の意識調査を実施した。対象は、全国の10~60代の男女1100人。1回目の調査は8月のリオオリンピック期間中、今回はリオパラリンピック終了後に実施した。まず、リオオリンピック・パラリンピックを見たり、情報に接したりしてどう感じたかを尋ねた。その結果、「記録に挑戦する選手の姿に心打たれた」「スポーツの良さをあらためて感じた」「次は東京五輪・パラリンピックだと実感した」「東京五輪・パラリンピックの開催が楽しみになった」という項目について、「あてはまる」「ややあてはまる」と答えた人の合計が7割を超えた。前回の調査結果との比較では、「次は東京オリンピック・パラリンピックだと実感した」が65.7%から73.2%と伸びを見せた。日本人選手の活躍や閉会式でのPRなどにより、東京大会を意識する人が増えてきたと言えそうだ。次に、リオオリンピック・パラリンピックの開催期間中、情報にどの程度接触したかを尋ねた。その結果、オリンピックは「毎日接触した」「時々接触した」と答えた人の合計が63.9%だったが、パラリンピックは28.8%だった。期間中、少しでもパラリンピックの情報に触れた人を対象に、パラスポーツへのイメージが変わったかを尋ねたところ、「変わった」「少し変わった」の合計が64.2%となった。「いろいろな競技があることに驚いた」「技術の進歩や器具のすごさに感心した」「選手に感心した」という項目については、「あてはまる」「ややあてはまる」と答えた人が8割を超えている。東京オリンピック・パラリンピックに関わりたいと思うかという設問では、「日本選手やチームを応援したい」という項目について「そう思う」「ややそう思う」と答えた人が合わせて81.4%となった。実際に見てみたい種目は、体操32.3%、競泳27.7%、陸上競技27.5%、テニス23.5%、野球・ソフトボール22.4%が挙げられている。
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