母親に聞く、学童保育で身につけてほしい能力1位は?

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利用している学童保育の運営主体
  • 利用している学童保育の運営主体
  • 学童保育の利用頻度
  • 学童保育の利用理由
  • 学童保育で過ごす時間を通じて、子どもに身につけてほしい能力
  • 子どもが何年生になるまで学童保育を利用したいか
  • 子どもが何年生になるまで学童保育を利用したいか
  • 学童保育を利用する前に期待したこと
  • 利用している学童保育の満足度
 学童保育発展のための活動を行うキッズコーチ協会の調査によると、小学生の子どもを学童保育に通わせている母親の59.8%が、学童保育で「集団生活、集団行動への順応力」を身につけてほしいと考えていることが明らかになった。

 学童保育に関する保護者目線の実態調査は、首都圏、中京圏、近畿圏の30歳~49歳の母親412人を対象にインターネットで実施。調査時期は、7月初旬から中旬。学童保育を利用する母親の意識を定量かつ経年で把握するため、2013年度より実施している。

 利用している学童保育の運営主体は「公立公営」48.6%、「公立民営」16.5%で、合わせて65.1%が「公設」であると回答した。利用頻度は、48.6%が「週5回以上」と回答。母親の就労形態別に見ると、「フルタイム」70.7%、「パート・アルバイト」45.0%、「専業主婦(無職)」15.7%が週5回以上利用していた。

 学童保育で過ごす時間を通じて子どもに身につけてほしい能力を聞くと、59.8%が「集団生活、集団行動に順応する力をつける」と回答。ついで「相手の気持ちや立場を理解する力をつける」36.4%、「マナーやあいさつ、礼儀を身につける」26.4%、「協力し合って何かを成し遂げる力をつける」20.3%だった。

 子どもが「小学4~6年生まで」学童保育を利用したいと考えている人は58.5%と、半数以上にのぼる。家計形態別に見ると、「小学3年生まで」は共稼ぎ世帯の割合が高く、「小学6年生まで」では専業主婦世帯の割合のほうが高かった。

 学童保育を利用する前に期待していたことは、「学校や自宅から近い」85.6%がもっとも多く、「行き帰りが安全」82.1%、「緊急時の連絡が適切」80.9%、「支援員の人数が充実している」74.8%と続いた。

 利用している学童保育で満足度が高かった項目は、「学校や自宅から近い」「費用」「親の負担がない」「学年に関係なく受け入れる」「異なる学校や年齢の友だちとの交流」など。一方で、「勉強に集中して取り組める」「学校の勉強の補習ができる」といった学習面での満足度は低かった。

 今後、学童保育に期待するサービス・プログラムは、「施設内で実施する、子どもが楽しめるイベントがある」が37.0%ともっとも多く、「園庭や校庭、または近くの公園などで体を動かす機会がある」36.0%、「あいさつや掃除、片付けなどの、しつけに関わる習慣づけ、指導がある」34.6%と続いた。

 利用している学童保育の児童支援員について満足度が高かった項目は、「子どもが信頼できる人柄」「親から見て信頼できる人柄」「子どもと同じ目線に立つ」。

 児童支援員に今後期待するのは、「子どもが信頼できる人柄」が45.9%と最多。ついで「ひとりひとりに合わせた支援ができる」「事故予防などの運営管理能力」「小学生の発達に関する知識を持っている」「ケンカになっても友情を育む方向に持っていける」「子どもと同じ目線に立つ」が多かった。
《外岡紘代》

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