【中学受験2017】四谷大塚、入試直前の注意点をアドバイス

 四谷大塚は、2016年11月13日に実施した「第5回合不合判定テスト」の参加者に配布した資料をWebサイトで公開した。入試直前の注意点として、本番までのスケジュールやカレンダーの作成方法、願書の書き方など、受験を具体的にイメージできるようにまとめている。

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 四谷大塚は、2016年11月13日に実施した「第5回合不合判定テスト」の参加者に配布した資料をWebサイトで公開した。入試直前の注意点として、本番までのスケジュールやカレンダーの作成方法、願書の書き方など、受験を具体的にイメージできるようにまとめている。

 中学入試は、首都圏のおもな学校で2月に集中するが、埼玉県や千葉県など早い地域は1月からスタートする。11月下旬から受験本番までのスケジュールとして、まずは受験校を決定することから始まる。もっとも大事なのは、「将来に向け、より成長させてくれる学校」という観点で決定すること。

 塾などの個人面談で併願校を含めて受験校を決定したあとは、日程順の併願パターンをシミュレーションし、受験する可能性のある学校の願書をすべて取り寄せる。さらに、願書の記入から写真撮影、家族の役割確認、入試前日の持ち物総チェック、試験終了後の待ち合わせ場所の確認など、本番までに行う具体的な項目をあげている。

 また、受験校の決定後には受験予定表を作成することを勧めている。受験校ごとに受験料の納入期日、出願の日時、試験日、集合時間、合格発表日、入学手続きの締切日、延納の有無など一覧にした「合格カレンダー」の例を掲載。一目で予定が確認できるようになっている。

 そのほか、事前準備として、面接衣装の準備や願書の書き方のアドバイスをしている。願書の準備として、写真、健康診断書、受験料など出願に必要なものは学校ごとに確認しておく。願書の作成は、コピーを取って下書きをする。基本的に文体は「です・ます調」に統一するほうがよいとしている。2016年春に受験した保護者や受験生の経験談も掲載し、出願書類は「書き損じに備え、願書は2~3部用意しました」「父母のうち、字のきれいなほうが書きました」など、先輩からのアドバイスもまとめられている。

 今年度最後の「第6回合格判定テスト」は12月11日に実施される。
《田中志実》

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