キャリアクルーズは11月22日、企業の教育力を評価する「キャリア大学アワード2016」を発表した。大学生約3,000人が選んだ総合賞1位には、博報堂/博報堂DYメディアパートナーズが輝いた。 キャリアクルーズは、日本を代表する企業約40社と連携した「キャリア大学」を運営している。キャリア大学では、大学生にキャリア教育を提供し、将来について考えるきっかけを与え、その後のキャリア形成をサポートしている。 2016年夏に開催されたプログラムには、全国から34,000名の応募があり、抽選で選ばれた大学1・2年生約3,000名が協賛企業によるキャリア教育の授業を受講した。その中で学生の満足度調査を実施し、「企業の教育力」を測定。特に教育力の高かった企業を「キャリア大学アワード2016」として発表した。 総合賞の1位は博報堂/博報堂DYメディアパートナーズの「人の気持ちを動かして、人を動かす」が受賞した。博報堂ブランドデザインが提供した同プログラムは、「ブランディング」のプロセスについて学びながら「新しいおみやげの商品開発」をテーマにワークショップを実施。「正解」のないテーマにチームで取り組むことで、他者との相互作用の中で何かを学びあい、合意を形成し、課題解決や価値創造を行っていく「共創型」のアプローチについて学んだという。 2位はテレビ東京、3位は森ビル、4位はPwCコンサルティング合同会社、5位はEY Japanという結果だった。 ほかに、ベストレクチャー賞やベストファシリテーション賞などの部門賞を設けており、三井住友銀行や住友商事、PwCあらた有限責任監査法人、アビームコンサルティング、アクセンチュア、野村不動産、ロッテが受賞した。◆キャリア大学アワード2016【総合賞】1位・博報堂/株式会社博報堂DYメディアパートナーズ2位・テレビ東京3位・森ビル4位・PwCコンサルティング合同会社5位・EY Japan【部門賞】ベストレクチャー賞・三井住友銀行ベストファシリテーション賞・住友商事ベストフィードバック賞・PwCあらた有限責任監査法人ベストキャリアデザイン賞・アビームコンサルティングワンモアタイム賞・アクセンチュアモーストインプレッシブ賞・野村不動産モーストファンタスティック賞・ロッテ