Kei-Netは、2017年度の私立大学、短期大学、文部科学省所管外大学校の初年度納付金を一覧にして公開した。学部ごとに入学金、授業料などにわけたほか、別途必要な費用なども備考欄に明記している。 一覧では、大学の学部ごとに入学金、1年分の授業料、施設費・教育充実費、研究資料費等、実習費、諸会費の費用、さらにそれらをまとめた初年度納入額を明記している。前後期で納入する場合の1年次の前期納入額や、初年度納入費以外のパソコン代、実習費用代、資格取得代、父母会費など必要な場合の費用についても記載されている。 全体的に医歯・看護系、理系の初年度納入額は高い傾向。2016年度の一般入試で志願者数が10年連続で10万人を超えた明治大学の初年度納入額は、文学部と政治経済学部ともに128万8,500円、理工学部(数学)は176万5,500円。 そのほか例年志願者数多い大学でみると、早稲田大学法学部は117万700円、基幹理工学部は170万9,000円。法政大学は、社会学部と法学部ともに125万6,000円。日本大学法学部は118万円、歯学部は690万円。関西地区で志願者数が多い近畿大学は、法学部が136万2,300円、医学部は680万4,500円となっている。 詳細は各大学の案内を確認すること。